「理研ジェネシスイノベーションゲノムセンター」開設のお知らせ

2017年4月6日
株式会社理研ジェネシス



「理研ジェネシスイノベーションゲノムセンター」開設のお知らせ



 株式会社理研ジェネシス(本社:東京都品川区、代表取締役:近藤 直人)は、このたび、大規模に遺伝子解析を実施する施設「理研ジェネシスイノベーションゲノムセンター」(以下、本センター)を、殿町国際戦略拠点キングスカイフロント※1ライフイノベーションセンター内(神奈川県川崎市)に開設しましたのでお知らせします。
 本センターには、次世代シーケンサーやリキッドバイオプシーなどの最新鋭の遺伝子解析機器や技術を導入し、国際品質基準での多様な遺伝子解析サービスの提供、クリニカルシーケンスへの参入により、ゲノム医療の推進を目指します。


ゲノム医療は、次世代シーケンサー等を用いて個々人のゲノム情報を調べ、その結果をもとに、病気の診断と治療、予防などを行うものです。遺伝子配列情報が、診断や治療に利用されるためには、高い品質保証下で高精度に遺伝子配列情報を解析する必要があります。日本国内においては、このような精度保証下でクリニカルシーケンスが実施できる施設は、限られています。理研ジェネシスは、国内で最初のCLIAラボ※2としての登録実績を持ち、本センターにおいて国際品質基準に基づいた信頼性の高い遺伝子解析サービスを提供します。


また本センターでは、クリニカルシーケンスに加え、既存の遺伝子関連解析サービスや、親会社であるシスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)が開発したリキッドバイオプシー技術※3のPSS(Plasma-Safe-SeqS) ※4や、フローFISH※5に関する受託解析サービスを5月以降、順次開始する予定です。


【本センターの概要】

名称: 理研ジェネシスイノベーションゲノムセンター
RikenGenesis Innovation Genome Center(略称:RIGC)
場所: 殿町国際戦略拠点キングスカイフロント ライフイノベーションセンター内
(神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25-22)
フロア面積: 1,352㎡
稼動時期: 2017年5月


※1 殿町国際戦略拠点キングスカイフロント
京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区内に位置するライフサイエンス等に携わる企業が集まったオープンイノベーション拠点。革新的なビジネスモデル確立に向けた規制緩和を受けることができるなど国の成長戦略に基づく支援を受けることができる。羽田空港の多摩川対岸に位置し、羽田空港から車で10分の立地。


※2 CLIAラボ
米国のCLIA(Clinical Laboratory Improvement Amendment; 米国臨床検査室改善法)に基づいて認定された臨床検査ラボを指す。CLIAラボは、定期的な査察などによって品質維持を図ることが求められており、世界標準の品質保証と充分な信頼性を意味する。


※3 リキッドバイオプシー技術
血液や体液を用いてがんなどの疾患の検査を行うこと。従来のバイオプシー(生検)に比して、低侵襲に検査を行うことができる。投与薬剤の判断、治療のモニタリングなどへの利用が期待される。


※4 PSS(Plasma-Safe-SeqS)技術
解析対象の遺伝子1分子ごとに異なるタグを付けることで、本来の遺伝子変異とエラー(次世代シーケンサーのサンプル調製工程や読み取り工程で発生するエラー)とを識別する技術。NGSは低頻度ではあるものの、一定のエラーを起こすため、遺伝子変異が検出された場合、本来の遺伝子変異かNGSにおけるエラーかが分からなくなる問題がある。その問題を解決する前処理技術として期待されている。詳細は、シスメックスのウェブサイト(http://www.sysmex.co.jp/rd/technologies/gene.html)をご確認下さい。


※5 フローFISH検査
FISH法は、特定の遺伝子配列にのみ結合する蛍光標識プローブを使って、染色体の中にある目的の遺伝子を検出する検査手法。通常のFISH検査は、スライドを顕微鏡で観察する必要があるが、フローFISH検査は、イメージングフローサイトメーターにて細胞を高速で流しながら撮像し、自動解析を行うことが可能である。



本件に関するお問合せ

株式会社理研ジェネシス 営業・企画部 古川 潤

電話番号:03-5759-6042


 

プレスリリースPDF

以上

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